代表講師紹介
佐澤モゝ子
◆プロフィール:
高校在学中に米国・ウィスコンシン州に交換留学。米国の文化に触れることで日本の文化の素晴らしさに気づく。大学在学中は競技かるた部と茶道部に在籍。
大学卒業後、大手和食レストラン入社。商品部などに勤務し、メニューの企画・開発に携わる。育児のため退職し、家事・育児のかたわら大手料理教室に通い家庭料理コース、和菓子コースを修了。地域生協の料理講習会の企画や講師を引き受けるなどの活動も行っている。
◆資格:
家庭料理研究家、食育インストラクター、食生活アドバイザー、調理師
◆講師のひとこと・ふたこと:
子供の頃の想い出に、お正月に家族でいただく上生菓子とお抹茶があります。いつもはおまんじゅうやようかんがお茶うけですが、お正月だけは、とびきり美しい練りきりをお抹茶とともにいただいて1年のスタートを切る、そんな家族でした。
上生菓子は私にとってはまさにハレの日の特別なお菓子であり、あこがれだったのです。
一人暮らしで東京に出てきて、デパートの和菓子売り場に出向いた私は、そこで上生菓子のお値段にビックリ!
お菓子にかける手間ひまや苦労を知らない当時の私は、あり得ない値段だと思ったものでした。
でも、今は上生菓子の美しさ、繊細さ、上品さ、そして出来上がるまでのプロセスを知り、お値段には意味があると感じています。
日本ならではの美しい和菓子をぜひ多くの方に知っていただきたい、召し上がっていただきたい、そんな思いを胸に当教室を開きました。
せっかく教室を開くなら、皆さんがご自宅で気軽に作れる簡単な方法がいい、そういった考えの中で、レシピを作ってお教えしています。
お抹茶も同様です。伝統的な茶道の枠にとらわれず、日々のお茶として手軽においしいお抹茶を召し上がっていただきたいのです。
私自身、ほぼ毎日お抹茶を点てていただいています。お茶うけは和菓子のみならず洋菓子やチョコレートの日もあります。肩ひじ張らなくてもいいんですよ。
手作りの和菓子とお抹茶のある暮らし。日々の忙しさに追われる私達の生活に、ちょっとした潤いを与えてくれるひととき。そんな楽しい暮らしのお手伝いが当教室でできたら幸いと思っています。